マグロ釣り

 いよいよマグロ釣りに挑戦することにしました。

 フグ釣りから始めて、カワハギ、鯵、ヒラメ、鯛、ワラサ、と段々大きな魚に進んで行きましたが、いよいよ終点のマグロ釣りに挑戦することにしました。 9月16日に会社をさぼって行ってきます。

 竿はシマノのキハダマグロ用ロッド2,1m。 リールは電動丸9000 ビーストマスターZB, ラインは新素材10号800m巻き、 ハリス20号6mと24号6m 遊動天秤 で挑戦します。

 マグロ釣りは初めてなので、船長に教えて頂きながら釣りますが、相手は25~30kgのキハダマグロですので、その引き方はかなり強烈だそうな。 釣り上げるのに30分位かかるファイトに、私の体力が持つかどうか?ちょっと心配です。

 釣れるかどうか解らないのに、いろいろ心配しながら道具の準備をしています。 昨日、注文していたマグロ・バッグが届いたので荷を開封したら、あまりの大きさにびっくりしています。(大)を注文していたのですが、(小)で良かったと反省しています。

 心配していた台風も去ったので、釣り当日の海が凪いでいることを祈るばかりです。 釣れたらブログに写真を載せて報告します。 釣れなかったら日を改めて再度挑戦します。 釣れるまでマグロを追いかけたいと思っています。      釣りの前日は興奮して眠れないのです。

                           

 

拝啓 麻生財務大臣 殿

 日本国憲法改正に際し、「ドイツ第三帝国時代のナチスの手法を参考に」 と怪気炎を上げた麻生財務大臣。

 その後、我国を始め、世界中のマスコミに叩かれ、発言を撤回した財務大臣殿は今、G20に出席していてロシアのサンクトペテルブルグに滞在中とか。 ロシアでは得意の“失言”はなかったようで安心しました。

 戦後のドイツ人は第二次世界大戦中にナチスが行った残虐行為は、「ナチスがしたことで、我々が行ったことではないがとても酷い事件である。」  「我々ドイツ人はナチスが行った残虐行為には激しい怒りを感じている。ナチスは許さない。」と説明します。

 つまり、同じドイツ人が行った残虐行為を、「あれはナチスがやったことで、我々は関知しない。」 と、非難を回避しています。 戦後、ドイツの外交方針はナチスの残虐行為を逆手にとってうまく利用し、「ナチスはドイツの敵である。」 と公言し、ヨーロッパ各国と上手く付き合っています。

 それに引き換え我国の戦後の主張は  「靖国神社を参拝することは、思想信条の自由で、他国からとやかく言われる筋合いはない。」 「戦争に倒れた兵士を追悼することは日本人として当然のことである。」 「戦犯者も罪を償い靖国に合祀されれば神である。」 との事。 正に正論のように聞こえます。

 しかし、いくら正論でも これでは、被害者意識の強い中国も韓国も「そうだね。」とは言えないのでは。

 もう少し上手く立ちまわれないのかしら? 頭脳明晰な外交官諸君少し考えて下さい。 それから麻生さんも“ナチス”のやり方を真似するのではなく、戦後のドイツのやり方を参考にしていただくと有難いのですが。        

                          

 

分譲マンションの悲劇

共同住宅の分譲マンションは借りる物で、購入する物ではありません。 

 集合住宅は一棟で一つの不動産。 これを「区分所有法」とか言うメチャクチャな法律で無理やり細分化して、一室一室を所有させているのが現在のマンション分譲。 バブル時代の調整区域の山林分譲と同じように問題山積。

 分譲マンションも40年を過ぎると、入居者の老齢化が進みスラム化が進行します。入居者と所有者が異なり自治会の運営が困難になります。 一番問題なのは所有者不明の部屋が増えてくる事です。 行方不明の所有者が多くなると建替えなどの事業が困難になります。

 老朽化したマンションを建て替えることはかなり難しいのが現状です。80%以上の入居者の賛同を得る事は実務的にはほとんど不可能。 建替え資金の負担、老齢化した入居者の対応、行方不明所有者対策、複雑に絡み合った権利関係 等、等、問題山積。

 区分所有法による老朽分譲マンションは入居者の老齢化と共にスラム化が進行し、孤独死や犯罪等が激増し、近い将来に社会問題化するはずです。 NHK も特集で取り上げるかも?。

 本来、共同住宅の分譲マンションは不動産に分類すべきではなく、自動車と同様に償却資産に分類すべきなのです。 償却年数35~40年の償却資産。 40年経ったら資産価値は無し。

 最近、国土交通省はこの問題に気が付いたようで、関係法令を少しづつ改正しているようです。 でも、抜本的な解決策ではなく、お得意の小手先修正。 

 国土交通省とゼネコンそしてローンを組む金融機関。この3者がタッグを組んでこの社会問題を育て上げたと言ったら、少し、言い過ぎでしょうか? でも、私にはどうしてもそう思えます。

 どう考えても、マンションは買う物ではなく、借りる物としか考えつかないのは、不動産屋失格かも知れませんね。