更新料特約ー最高裁判例

更新料特約が有効であるという判決が、7月15日に最高裁から出されました。

 これで更新料の有効、無効の裁判による争いが相当少なくなると思われます。 なんでも裁判に訴える訴訟社会の到来は、一面で、安定していた日本社会を不安定な社会へと大きく変えていくかも知れません。

 地域社会での人の結びつきが気薄になり、隣の人との人間関係も構築できずに、些細なトラブルでも当事者同士で解決出来ず、直ぐ警察に通報する現状では、安定した“心休まる”社会生活を送ることは出来ません。

 不動産の賃貸をめぐる問題の多くは、法律の未整備に起因しています。 現在の借地借家法では、アパートやマンションを賃貸する場合の賃貸人および賃借人双方の権利義務を明確に規定していません。原状回復や 敷金、契約更新料、賃料未払いの扱い、中途解約の扱い、等、数え上げれば限がありません。

 国土交通省は早急に賃貸に関する法律の整備に取りかかるべきです。 法律で、はっきり規定しないから、いつまでも、争いが絶えないのです。  裁判で争うには相当のエネルギーと費用および時間が必要なことは、裁判を経験された方であればお解かりいただけると思います。 

 国民に、無駄なエネルギーと費用および時間を浪費させることのないよう、大震災や原発事故で忙しいとは思いますが、国土交通省の担当官僚のみなさん、是非、宜しくお願い致します。

                                         “おしゃべり九官鳥”

震災泥棒

 宮城県警が、16歳から18歳の少年5人を津波の被害をうけたコンビニのATMから、1300万円を盗んだ容疑で逮捕したニュースが報道されました。いやなニュースですが、今、地震と津波の被害地の他、福島の原発事故による強制避難地区や計画的避難地区では、空き巣泥棒が多発して、警察が対応に苦慮しているそうです。

 被災地の被害状況は、毎日あきるほどテレビで報道されていますが、被災地泥棒の報道はほとんどされていません。

 私の妻の実家が福島県小名浜なので、小名浜には震災後ちょくちょく行くのですが、現地の警察官の話では、“大地震による大被災地でも日本人は略奪はせず、秩序正しく行動し、苦しみに耐え、空き巣狙いや強盗などの火事場泥棒はほとんどいない” と世界中の人が称える虚構の日本人像を壊してはいけないから、マスコミは報道しないようです。 と、言ってました。

 “恥の文化”の集大成の“武士道”は、もう日本には存在しないのでしょうか?。

 そういえば、どこかの国の総理大臣も“武士道”はご存じないようですから、無理もないのかも知れません。 でも、それではどこかの国の国民は大変困ることになるのですが。

                                          “おしゃべり九官鳥”

梅雨が明けて

ものすごい暑さですね。

私自身熱中症と思われる症状が出てしまいました・・・

水分はまめに取っていたのですが駄目で、帽子や日傘など直射日光を浴びないことが大事だなと思いましたね。

やはり夏になると世の男性は体型が気になるところですね。海やプールといった露出が多い所に行く機会が増えるからでしょう。

私も肉体改造を試みているんですが、なかなか難しいものです。

皆様も健康づくりの一環として体を鍛えてはいかがでしょうか。

この暑い中に体を動かしてかく汗はいいものですよ。

それでは。

朝日工営 大滝

耐振偽装事件

 一級建築士のA氏が設計したマンションで耐振偽装が発覚し、そのマンションを販売していた不動産会社の社長のO氏や設計書を審査した民間確認機関の社長のF氏が、国会に参考人として招致され、テレビ放映された事件から数年が経ちました。

 あれだけ騒がれた事件だったのに今ではすっかり忘れ去られています。 あの事件は一体どのような事件だったのか検証する必要があるようです。

 あの事件と前後して、国土交通省から、建築基準法の改正や設計士の取扱基準の改正が矢次早に行われました。 なんだか、法案を通すための世論操作の策略の臭いがしてきます。

 もともと、地震国の日本では世界中のどの国よりも耐震基準が高く、安全率も必要以上に決められています。 建築基準法が改正され、建築確認申請書類がやたらに多くなり審査に時間がべらぼうにかかり、一時、建築業界や不動産業界がパニックになったことは新聞報道等でご存じだと思います。

 耐振偽装は犯罪であることは間違いありません。ですから、前述の建築士Aや不動産会社社長のO氏を擁護する気はありませんが、あの事件は一罰百戎を狙った国土交通省が、耐振偽装や手抜き工事を行っている、多くのゼネコン会社に対しての警告だったのでは、と勘繰るのは、“ゲスの勘繰り”でしょうか。

 今、不思議に思うのは、震度5以上の地震が来たら、ヒューザー(不動産会社)の売却したマンションは倒壊すると騒がれたのに、3月11日に起きた震度6弱の地震でもなんでもなかった、と言うのはことは、どういうことなのでしょうか?    どなたか教えて下さい。

                                         “おしゃべり九官鳥”

簡単節電

 東日本大震災で家庭でも節電が求められています。

 家庭で節電と言っても、なかなか解りにくいようです。一番電気を食うのがエアコンや電子レンジ等の家電品だそうです。 でも、電気製品は使わない訳にはいかないし。 困ったものです。

 そこで、お勧め節電方法があります。 強制節電法で、どなたでも、簡単に出来ますよ。 

 東京電力では、一般家庭用電気使用契約で、ブレーカーの電流を制限しています。具体的には、10A、20A、30A、40A、50A、60A等のA(アンペアー)で区別しています。 10Aは1000W、 60Aは6000Wまでの電気が1度に使用できます。

 月額基本料金は10Aが273円。20Aが546円。30Aが819円。40Aが1092円。50Aが1365円。 60Aが1,638円となっています。 ブレーカーの色が10Aが赤、20Aが黄色、30Aが緑、40Aが灰色、50Aが茶色、60Aが紫ですから、ブレーカーを見れば契約Aが解ります。

 そこでお勧めが、契約Aを引き下げる方法です。50Aの契約をしているご家庭で30Aに契約変更をすれば、月額基本料金が546円も下がります。 さらに、一度に3000W以上の電力を使用すると、ブレーカーが落ちて、電気が使えなくなります。 誰でも簡単に節電が強制的に出来る事になります。月額の電気代が3000円から5000円位節約出来ますよ。

 東京電力との契約変更は電話一本で簡単に出来ます。また、ブレーカーの交換も無料です。特に今は、福島第一原発の事故の影響で東電の社員の対応がすこぶる親切で、迅速です。  50Aを30Aにしても同時に多くの家電製品を使わなければ、ブレーカーは落ちません。

 ちょっと工夫すれば、節電が出来るし、電気代も安くなるのですから絶対お勧めです。

                                         “おしゃべり九官鳥”